▼1集
偷书不为贼(tou1 shu1 bu4 wei2 zei2)
書を盗むものは賊と見なさない。(文人が書を盗むのは学問のためだから見逃す)
・・・朱允が書の最中に秋心に襲撃されるがこれをかわし放逐するのは、まさにこれ。
ちなみに、
笔扫千军(bi3 sao3 qian1 jun1)
筆が千軍を一掃する。
笔下超生(bi3 xia4 chao1 sheng1)
判決・評価を下すときに情けをかけて手心を加える。
という語もある。
この秋心の襲撃を筆一本で避けたことで、離恨天のクーデター軍を無に帰したともいえるし、
筆を宙に飛ばしている間に秋心を屈させたのも、「筆の下で生きのびた」ともいえる。
後半の偽勅旨事件でまた生きてくるモチーフだ。
朱允の筆は無敵です。
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贼走关门(zei2 zou3 guan1 men2)
どろぼうが逃げてから戸締りをする。あとの祭り。贼去关门。
・・・梁君卓との結婚式の当日に文薔の脱走を手伝う小龍蝦。文薔の花嫁衣裳を着替えさせながら、万人敵に「戸を閉めて!」と言います。その後逃げ出すが、これだと"关门贼走"。だから、脱走成功とはならなかった。
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