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「文媚儿までも」の語


▼4集
朱允はまとわりつく文媚儿を追い払おうとするが、彼女は夜の宮中巡回にも一緒に行くと言う。
なぜ文媚儿までが一緒に?

联袂而往(lian2mei4 er2 wang3)
手を携えて一緒に行く。
联袂が「(袂を連ねて)手を携えて、一緒に」の意。往、来と合わせて用いられる。

连媚儿往。
文媚儿が一緒に行くのも、しかたないね。

「沸き立つ湯」のひみつ


なにかを計画・思案している場面では、しばしば沸き立つ湯の湯気が映される。
水开得越热滚滚(re4 gun3gun3),人家想得越糊涂。

「滚!」はたびたび使われる「出ていけ馬鹿!」という罵り。
湯がぐつぐつと煮えたぎるほど、「出ていけ馬鹿!」加減も高まるという指標。
個々の事例の提示はちょっと時間がかかります。
细水长流(xi4 shui3 chang2 liu2)


「脱帽」「かんざし」のひみつ

▼12集
白雲飛に会う安寧公主は、文媚儿から髪飾りと腕輪も挿してもらう。

及笄(ji2 ji1)
髪をかきあげる笄(こうがい)を挿す年頃になる。成人する。

ところがこの髪飾りは独占欲と嫉妬心の強い文媚儿のものだったので、安寧公主もこの影響を受けて成長する。白雲飛から小龍蝦を大事に思っていると聞かされた安寧公主は、小龍蝦を捕獲する。

▼13集
小龍蝦は安寧公主に捕まえられて皇宮に来、皇上朱允に助けを求める。
朱允は小龍蝦の帽子を取って、彼女が大将軍の娘司徒静で、自分と白雲飛の義兄弟であることを明かす。

小龍蝦はここまで騒々しくふざけていて皇上と同じ壇上にまで上がってしまうが、帽子を取られて、すっかりおとなしくなる。
(このシーンは、まさに朱允が小龍蝦を男の子から女の子に脱皮させるシーン。
すでに小龍蝦の衣装は、最初の固い紫の上着にズボンではなく、薄い生地の緑の上着に袴となっている。
この後、小龍蝦としての力は衰える。文薔・剣南の結婚に向けて彼女自身が起こした行動の成果は・・・。)

いかにも騒々しいワルガキ、の小龍蝦ですが、


皇上朱允に帽子を取ってもらったら・・・


こんなにかわいくおとなしい司徒静になりました。


脱帽(tuo1 mao4)致敬 zhi4 jing4)
脱帽して敬意を表す。

脱帽致静(jing4)
脱帽して静かになる。脱帽して司徒静になる。


「伯仲之间」 


▼13集

阿蓮は司徒静に、白雲飛と朱允の二人とも司徒静のことを好きである事実を説明して、
阿连: 小姐,你说,这世上还能找到比白公子和皇上更出色的男人吗?

その夜、司徒静も阿蓮に、
司徒静:两个义兄都是出类拔萃(chu1 lei4 ba2 cui4)的人物。

まさに
伯仲之间(bo2 zhong4 zhi1 jian4)
実力が匹敵している。優劣つけがたい。
「伯」は兄弟の一番上、「仲」は二番目。(「叔(shu1)」が三番目、「季(ji4)」が四番目。)

その後皇宮で大哥白雲飛と二哥朱允に挟まれる伯仲之间の小龍蝦/司徒静は、
両方からの好意を感じて
受夹板儿气(shou4 jia1 banr3 qi4)
口語:両方からいじめられる、板ばさみになって苦しい目にあう。
主題歌「烦着呢」の雰囲気は、このわずかな時間。 甜蜜又苦涩♪ 
・・・甜蜜なんてあったかな?



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「道」にまつわる語

▼9集
小龍蝦が焼き鳥を買おうとしているところ、安寧公主が鞭を持って捕らえに来る。
小龙虾: 好嘛,冤家路窄(yuan1 jia1 lu4 zhai3)呀。
成語:かたきにはよく出会うもの。会いたくない人にはよく顔を合わすものだ。冤家路狭,狭路相逢。

焼き鳥屋は「走过路过不要错过」と呼び込みをしていた。 安寧公主まで呼び込んだ。

道でばったり出会うことが多いのは、小龍蝦と尹框/朱允。白雲飛と尹框/朱允。
朱允が出歩くと、たいていこのどちらかに出会う。
小龍蝦に会うのは仕組んだことだが(どうやってタイミングを図ってるのか)、白雲飛には出会ってしまう、のだ。やはり
必经之路(bi4 jing1 zhi1 lu4)成語:避けて通ることのできない道。
である。


▼13集
義兄弟三人で皇宮を歩きながら、白雲飛と安寧公主が結婚すればみな家族同然だ、と話す朱允に、白雲飛は皇宮は深遠だ、と聞こえよがしで独りごつ。

任重道远(ren4 zhong4 dao4 yuan3)
成語:任重くして道遠し。責任は重大で前途は遠い。

安寧公主との婚姻はまとまらないぞ、とほのめかす。でも、朱允はすかさず小龍蝦に皇宮に来るよう誘って、白雲飛の退路を断とうとする。
(朱允の戦略分析はまた別の機会に。)

误入(wu ru )歧途(qi2 tu2) 誤った道に踏み入る。
彷徨(pang2 huang2)歧途   岐路に立つ、選択に迷う。
走黑道(zou3 hei1dao4)暗い道を歩く。窃盗や強盗などの悪事をする。
白雲飛は夜歩きの癖を改めるべき。命に関わりますよ。

結局は
分道扬镳(fen1 dao4 yang2 biao1)
成語:各自が自分の選んだ目標に向かって前進する。それぞれ異なった道を歩む。
のだ。各个歧异(qi2 yi4)...

各个有歧义(qi2 yi4)?!
それぞれ二様多様にとれる語義・字義がある。異なった意味がある。
すでに何十という事例をみてきたが、この物語分析の仮説はまだまだ覆りそうにない。

「けち」「金」にまつわる語


▼5集
小龍蝦は思いのほかお金がかかるため十分に難民を助けられないくやしさを朱允/尹框に打ち明ける。
小龙虾: ...可这人哪,越是有钱心肠就越硬,都好像你一样。
铁公鸡! 一毛都不肯拔!
「お金があればあるほど、温かみがないものだ。あんたと同じ。 ケチ!毛一本も抜いてくれようとしない!」

物語の前半では「けち」守财奴(shou3cai2nu2),看财奴 だった朱允。
後半では、守 才女(cai2 nv3),看 才女 だった。
司徒静の髪の毛一本だって惜しい、と言うのだ。


ところで、斉国候が闇賭博でもうけた
不义之财(bu4 yi4 zhi1 cai2)不義の金、不正の金

これは、不宜制裁(bu4yi2 zhi4cai2) 制裁を加えるべきではない。



▼9集
皇上朱允は直訴に来た小龍蝦に「けち」「ぐずぐずしている」と言われる。

小龙虾: 你这个人就是抠门......你这皇上婆婆妈妈的。
朱允: 你说得对。这皇上就是婆婆妈妈的。

ちょっとすべりの悪いこの会話。
抠抠而搜搜,眼光紙背に徹して調べると・・・(使ったのは電子辞書だけど)

小龙虾: 你这个人就是抠搜......你这皇上抠抠搜搜的。
朱允: 你说得对。这皇上就是抠抠搜搜的。


抠搜(kou1 sou)1.けちけちする 2.ぐずぐずする
順口(語呂がいい)なのを言外に隠していた。


吹けない笛のひみつ


朱允は度々司徒静を想って"簫(しょう xiao1)"を吹くが、口を歌口にも当てず、吹いているようにはまるで見えない。
これは
滥竽充数(lan4 yu2 chong1 shu4)
成語:実力のないものがその職を埋め合わせていること。員数をそろえるために不良品を混ぜてごまかすこと。(斉の宣王は竽(う)という笙に似た楽器の音が好きで竽の奏者として300人を雇ったが、その中に竽を吹けない南郭先生が混じって俸給をもらっていたという故事から)

朱允は皇帝としての実力・能力が十分にあるか、というとそうではない。まだ笛をそら吹きしている奏者だ。
※たとえば、文韜の処遇の仕方などを参照:

(だからこそ、思い悩み行き詰まり、なんとかそれを打破しようとするし、そこから彼自身と物語の魅力が生まれるのだが。)


九连环解不了

2008/11/23(日)
辞書をひいたり、本を読んだり、中国語の問題集を解いたりしていると、
「これは"刁蛮公主"のあのシーンの仕掛けだ!」と気づくことたびたび。
それで付箋をつけたり電子辞書のメモリーに保存、とかするのだけど、
たびたび整理しても、電子辞書のメモリー1000件があっというまにいっぱいになっちゃいます。
尺幅千里。
今現在、記事1000件くらいすぐ書ける材料がゆうにあります。掘れば掘るほど見つかるでしょう。
ただ時間と能力が追いつきません。
この作品のために生きてるわけじゃないのにね。

トラックバックとコメント

bloggerではトラックバックが基本機能となっていないので、HaloScanというところから導入してみた。
そうしたら、以前にいただいたコメントが表示されなくなっちゃった!
データ上は消えていないのだけど。

画蛇添足だったかなあ。。。