安宁公主(an1 ning2)
皇上の実妹。男の侍従に囲まれて育ち、武勇を好む。
善良だが、全体の状況を把握しない子どもっぽい行動をとることもしばしば。
剣南と文薔と結婚に尽力して司徒静と心を通わせてから成長し、冷静な判断で抑制された行動をとるようになる。最初は抵抗していた白雲飛との結婚だが、武勇に秀でた白雲飛を認め、思いを寄せるようになる。
子どもっぽいときはミニスカートにブーツ!といういでたちだが、本来の性質が生きるようになってからは公主の冠と長い裾の衣装に変化する。
●図像から読むと
「蛇」のイメージ。(黒い鞭をもつ。髪飾りは糸を何重にも束ねたもの)
「蛇」が脱皮を繰り返して成長するように、安寧公主も物語の中で性格・行動の変化が大きい。
「芙蓉苑」に住む。「芙蓉」は「夫容」に音が近いことから「妻が夫を慕う」花という。
一度惚れた白雲飛を慕い続けるのは、この花のイメージに通じる。
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